訓練環境（海外） - ジープラスフライトスクール

ジープラスフライトスクールでは全ての海外飛行訓練をアルプス・ナイスエアーおよびクリスタルエアログループの機体および施設を利用して行なっております。

　訓練校の特徴　　　

アルプスナイスエアーは連邦航空局に認可されたパイロット訓練校です。拠点空港はリードヒルビュー空港で空港内に学科試験会場を併設している校舎があります。自社整備士も常駐しており、メンテナンスが行き届いた機体が使用できます。

クリスタルエアログループは連邦航空局に認可されたパイロット訓練校です。拠点空港のクリスタルリバー空港内に校舎があり、学科試験会場が併設されており、整備士が常駐し自社で整備を行うことができるという特徴があります。

学校内の教室

世界中から集まる訓練生たちが教官から座学や飛行前後のブリーフィングを受ける教室です、定期的に外部講師を招いて訓練生や飛行機オーナーたちへの講習会にも利用されます。

学科試験会場

認定施設であるため、専用のパソコンを使ってオンラインで学科試験を受講することが可能です。

学校の外観

訓練機整備記録

学校ロビー

　訓練空港の特徴　　　　

Reid-Hillview of Santa Clara County Airport

カリフォルニア州のサンノゼにある公共の管制空港です。２本の滑走路が並列している空港になります。

Crystal River Airport at Capt. Tom Davis Field

クリスタルエアログループが管理し、シトラスカウンティが所有する着陸料のかからない公共の無管制空港という特徴があります。

飛行訓練を行う際に拠点空港がどこであるかはとても重要な項目です。

エアライン機や他の飛行機などの往来で忙しい空港では、エンジンをスタートさせてから離陸するまでの待機時間が増加する傾向があります。更に管制塔との交信が必要な空港では管制塔の指示に従う必要があり待機時間の増加はもちろんのこと、飛行技術向上の前に交信方法を理解する必要があります。初期の訓練で飛行訓練を管制空域内で行うことはあまりなく、無管制空域に飛行した後に飛行訓練を行うことが通常です。

免許取得のためには最低限の飛行経験（アメリカでは35時間（Part141）日本は40時間）が必要です。飛行時間とはログブックに記載する時間ですが、飛行機のエンジンを始動させてから停止させるまでの時間となります。

最終試験に合格するだけの技術を習得するために、40時間の飛行訓練が必要で1回の飛行時間を1時間30分と仮定します。

管制空港で訓練を行う場合、エンジン始動から離陸まで15分、訓練空域まで飛行するのに往復20分、訓練終了後着陸からエンジンを停止させるまで15分必要になります。つまりは１時間30分の飛行で40分の飛行訓練を行うことになります。40時間の飛行訓練を行うために総飛行時間は90時間となります。
クリスタルリバーで行う場合、エンジン始動から離陸まで10分、訓練空域まで飛行するのに往復10分、訓練終了後着陸からエンジンを停止させるまで10分必要です。つまりは1時間30分の飛行で60分の飛行訓練を行うことになります。40時間の飛行訓練を行うために総飛行時間は60時間となります。

また、リードヒルビュー空港は管制空港ではありますが許可待ちの待機列ができるほどではなく、訓練空域も１０分程度の飛行で到着可能です。
無管制空港よりは飛行技術を習得するために必要な時間は増えます。