航空会社応募資格までの時間の貯め方について
ここ最近はアメリカ訓練を行なっているのでブログの更新が遅れました。はい、言い訳です。
アメリカ訓練の様子は近々ブログで公開しようと思います。来週くらいに日本に戻ってからまとめます。
免許取得後の時間の貯め方について
さて前回もお伝えしましたが、ジープラスの訓練生は300時間以内でアメリカと日本の免許を自家用、事業用双発、計器飛行証明まで取得します。
しかしながら各国のパイロットの募集要項には最低1,000時間の機長タイム、500時間のジェットタイムが設定されています。どうやってその時間を獲得するのでしょうか?
よく耳にするのがPay to flyと呼ばれるお金を払ってエアライン機を操縦する方法があります。500時間のジェットタイムをもらう代わりに300万円から500万円航空会社に支払うというものです。
一言言わせていただきますがクソなのでやめましょう。
お金の無駄です。よく航空会社に就職を斡旋しますなんて言っている訓練校はこのPay to Flyを利用しています。最初の500時間はパイロットがお金を払う必要がありますが、それ以降は採用されて給料がもらえるなんて言っています。
嘘です。500時間乗ったらまたお金を請求されるか、クビを切られるだけです。冷静に考えてください、Pay to Flyをやっている航空会社はお金を払わなくても世界中からお金を払ってくれて働いてくれるパイロット候補がいます。キャプテンさえしっかりしていれば副操縦士は誰でもいいのです。Pay to FlyはほとんどがSecond in Commandと言って副操縦士より格下の扱いです。わざわざ給料を出してまで副操縦士を雇うでしょうか?いらないですよね。
Pay to Flyを宣伝している訓練校は行ってはダメです。お金の無駄です。
効果的な時間の貯め方
免許の取得が終わると採用条件に満たしてなくても世界中の航空会社、使用事業者に履歴書を送りましょう。運よく採用されるとラッキーです。
どの業界にも言えることですが、コネクションがあるとないのでは天と地の差が出ます。世界中から訓練生が来ている訓練校ですと人脈が広がります。私の知人は飛行機を洗っていると声をかけられそのまま採用されたなんていう人もいます。就労ビザも何もかも全て負担してくれたそうです。
どこでどんなふうに知り合うかわかりませんので人脈とコネクションを増やすことは何よりも重要です。
教官自身も色々とコネクションがありますので紹介や推薦をすることはできますが、就職を保証することはできません。
こう書いては何ですが効果的な時間のためかたはどんな人と出会うかによります。ジープラスの卒業生で270時間でエアラインに採用された人もいますし、ブッシュパイロット(アフリカなどで小型機を使って草原で離着陸して資源を運ぶパイロット)で時間を貯めてエアラインに行った人もいます。
詳しく知りたければ直接お問い合わせください。訓練生には常に就職の情報をアップデートしています。
今回はこの辺で
全ては未来のパイロットのために!
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