訓練日誌 Part 6

久しぶりの投稿です。

毎回言っているような気がします。

さて現在は計器飛行の訓練生と自家用の訓練生の2人と一緒にフロリダにいます。

10月になったのに未だに気温は30度を超える日がちらほら、寒いよりはいいので大丈夫ですがそろそろ涼しくなってほしい。

特段書くことはないのですが、TSAが仕事をして計器飛行の訓練が開始できるようになりました。
支払いを済ませてから許可が降りるまでなんと60日。。。。

その間に訓練生は学科試験に合格したのであとはフライト訓練を残すのみ。

計器飛行の訓練は想像の30倍は難しいです。

飛行機を思いのままにコントロールできるようになり、ナビゲーションを正確に行い、コミュニケーションを確実に行う。一見当たり前に見えますがこれがまためちゃくちゃ難しいです。
学科試験も相当大変で、一説によると全米の資格試験で最も合格率が低いと言われています。

計器飛行のコツは離陸から着陸までの一連の流れを全て頭に入れて、そろぞれの状況で最低3手先まで考えながら飛行することです。

飛行機は車と違ってちょっと止まって考えるなんてことができません。

想定している状況より飛行機の状況が先に行っている場合、後手後手になり飛行を過完遂することができません。

予測ができている状況であれば対処できますが、予測していない状況に陥ると後は悪化していく一方です。

エアラインパイロットを目指すのであれば避けては通れない計器飛行免許。やりがいはありますが一筋縄では行きません。

自分の意思でエアラインパイロットを目指しているのであれば、英語はもちろんのこと計器飛行が難しいなんて泣き言はやめましょう。エアラインパイロットだけが仕事ではありません、別の仕事を持って暇なときに自由に飛ぶプライベートパイロットも素晴らしいですよ。

もう一人の訓練生は昨年プロパイロットを目指して渡米し、エアラインパイロットへの道を諦め第2志望の職業に内定をもらって今年の秋に戻ってきました。

昨年は迷いがあったのかボロボロだった飛行訓練が嘘のように自信を持って飛行しています。

2回目のソロ飛行に先日出たのですが、3回とも私が見てきた訓練生の中で最も上手な着陸でした。
感覚を掴むって大事なことだなーと。

エアラインパイロットの資格を得るまでに総額で1,000万円以上は必要になると言われています。
プライベートライセンスを180万円パックで取得し、残りの820万円を訓練ではなく飛行機のレンタルに使って自由に飛ぶとどれだけ飛べるでしょうか?

考え方は人それぞれですが、プライベートパイロットもパイロットです。
ジープラスフライトスクールも間も無く日本にフライトクラブを結成します。自由に大空を飛んでみませんか?

フライトクラブとジェット訓練の概要は年内に発表予定です。

それでは今日はこの辺で

 

 全ては未来のパイロットのために!

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